電気工事士2種とは

第二種電気工事士とは

第二種電気工事士は、一般住宅や小規模な店舗・事業所などの600V以下で受電する電気設備の工事に従事できる国家資格です。電気工事士法により、一定の電気工事を行う際には必ずこの資格が必要とされています。

電気は便利な一方で、取り扱いを誤ると火災や感電などの重大な事故につながる危険性があります。そのため、電気工事に関する正しい知識と技能を有する者だけが工事を行えるよう、電気工事士という資格制度が設けられています。

第二種電気工事士の資格を取得すると、一般住宅やアパート、小規模な店舗などの電気工事を行うことができます。具体的には、照明器具の取り付け、コンセントの増設、配線工事、分電盤の設置などが含まれます。

こんな方におすすめの資格です

  • 電気工事の仕事に就きたい方
  • 建設・設備関連の業務に携わる方
  • 住宅メーカーや不動産関連で働く方
  • 自営業で電気工事のスキルを身につけたい方
  • DIYで家の電気設備を自分で施工したい方

第二種電気工事士試験の特徴

受験資格

第二種電気工事士試験には受験資格の制限がありません。年齢、学歴、実務経験などに関わらず、誰でも受験することができます。高校生や大学生、社会人、シニアの方まで幅広い層が受験しています。

試験方式(学科試験+技能試験)

2023年度より、筆記試験(学科試験)はCBT(Computer Based Testing)方式での受験が可能となりました。これにより、受験者は自分の都合の良い日時と会場を選んで受験することができます。

CBT方式のメリット

技能試験は従来通り、実技形式で実施されます。実際に電気工事の作業を行い、その技能を評価されます。

試験内容

試験区分 筆記試験(学科試験)と技能試験(実技試験)の2段階
学科試験 試験時間:120分
出題形式:四肢択一式
問題数:50問
合格基準:60点以上(100点満点)
技能試験(実技試験) 試験時間:40分
試験形式:配線作業の実技
合格基準:欠陥がないこと

筆記試験の出題範囲

技能試験の内容

技能試験では、事前に公表される候補問題の中から1問が出題されます。受験者は実際に電線、器具、工具を使用して配線作業を行い、その技能を評価されます。

試験日程

第二種電気工事士試験は年2回(上期・下期)実施されています。

試験区分 上期試験 / 下期試験
学科試験 上期:4月下旬~5月下旬頃
下期:9月下旬~10月下旬頃
技能試験 上期:7月中旬頃
下期:12月中旬頃

※具体的な試験日程は年度によって異なりますので、必ず一般財団法人 電気技術者試験センターの公式サイトで最新情報をご確認ください。

合格率・難易度

第二種電気工事士試験の合格率は以下の通りです。

筆記試験 約55~65%
技能試験 約70~75%

筆記試験の合格率は約6割前後と、国家資格の中では比較的高めです。しっかりと対策をすれば、初学者でも十分に合格を目指せる試験といえます。

技能試験の合格率は約7割と高めですが、これは筆記試験合格者のみが受験するためです。事前に候補問題が公表されるため、十分な練習を積むことで合格率を高めることができます。

合格のためのポイント

  • 筆記試験:過去問演習を繰り返し、出題傾向を把握する
  • 技能試験:候補問題を徹底的に練習し、時間内に確実に完成させる技術を身につける
  • 計画的な学習:筆記試験合格後も技能試験に向けて計画的に準備を進める

申し込み方法

受験申込の流れ

  1. 受験案内の確認:電気技術者試験センターのWebサイトで試験日程や申込期間を確認
  2. インターネット申込:試験センターのWebサイトから申込手続きを行う
  3. 受験手数料の支払い:クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込などで支払い

注意事項

学科試験免除制度

前回又は前々回の試験で学科試験に合格し、技能試験が不合格だった場合、申請により学科試験が免除されます。

免除を受けるためには、試験申込時に学科試験免除の申請が必要です。

資格取得後のメリット

まとめ

第二種電気工事士は、電気工事に携わるすべての人にとって基本となる重要な国家資格です。受験資格に制限がなく、CBT方式の導入により受験しやすくなったことで、多くの方が挑戦しやすい環境が整っています。

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